黒坂オートキャンプ場レビュー|林間サイトと甲府盆地の夜景【山梨・笛吹市】

夜の林間サイトで薪ストーブの火を眺めながら過ごす様子 Camp

こんにちは、森あげ屋さんです。

今回は、山梨県笛吹市境川町にある「黒坂オートキャンプ場」で過ごした日の記録です。

僕が印象に残っているのは、木々に囲まれたサイトの落ち着きと、そこから見える甲府盆地の夜景。テントを張って、焚き火をして、飯を作る。派手なことをしなくても、こういう時間があるだけで十分でした。

この記事では、実際に泊まったときの体験を軸に、2026年9月時点の公式案内も確認しながら、サイトの特徴・設備・料金・予約・アクセス・利用ルールをまとめます。料金や運用は変わることがあるため、予約前は公式サイトの最新情報も確認してください。

夜、灯りに照らされたテントと木の葉模様

林間サイトで過ごした時間

実際に泊まってまず感じたのは、林間サイトの落ち着きでした。木の間にテントを張って、道具を出していく。キャンプって設営が終わるまで何かと動くのに、木々に囲まれているだけで少しゆっくりした気分になるんですよね。

現在の公式案内では、第一・第二キャンプ場に林間サイト、夜景サイト、プライベート系サイトなど複数のプランがあります。地面は主に土で、サイトの大きさや車の入りやすさ、AC電源の有無はプランによって異なります。予約時は「景色」だけでなく、自分の車やテントサイズに合うかも確認しておくと安心です。

直火は禁止ですが、焚き火台を使った焚き火は可能です。ここは昔の記憶だけに頼らず、現在のルールを確認してから楽しむのがいいと思います。

テントを張って、焚き火の準備をして、ようやく椅子に座る。こういう「何もしない時間」があると、キャンプに来た感じがします。

そしてもう一つ印象に残ったのが、甲府盆地の景色でした。木々の向こうに街が見えて、暗くなるにつれて灯りが増えていく。林間で過ごしているのに、その先には街の夜景がある。その組み合わせが黒坂らしかったです。

甲府盆地の夜景が見えるサイトもある

公式サイトでも黒坂オートキャンプ場の特徴として「山梨を一望できる夜景」が案内され、現在は夜景サイトやプライベート夜景サイトなどが用意されています。

僕が泊まったときも、暗くなってから見える街明かりが印象的でした。焚き火を見たり、少し顔を上げて夜景を見たり。そのくらいの過ごし方がちょうどいい場所です。

なお、すべての区画から同じ景色が見えるわけではありません。夜景を目的に行く場合は、現在のサイト区分を公式ページで確認して予約するのがおすすめです。

焚き火をしながら静かに過ごす

夜は焚き火をしながら過ごしました。昼間とは違って、火を見ている時間はやっぱりゆっくり流れます。

黒坂オートキャンプ場は、現在も静かに自然を楽しむことを大切にしていて、22時〜7時は静粛時間。楽器、音楽プレイヤー、ラジオ、発電機など音の出るものは使用禁止と案内されています。花火も禁止です。

「静かなキャンプをしたい」という人には、このルール自体が魅力の一つだと思います。

暗い林間サイトで燃える焚き火の炎

設備|シャワー・炊事場・トイレ

僕が利用したときも設備がある安心感はありましたが、現在は第一キャンプ場と第二キャンプ場で内容が少し違います。

  • 第一キャンプ場:水洗トイレ、炊事場、温水シャワー(5分200円)など
  • 第二キャンプ場:水洗トイレ、温水が出る炊事場など。シャワーは第一キャンプ場を利用
  • 管理棟:薪・炭を販売。その他の販売品は在庫状況による
  • 灰捨て場あり。ゴミは有料回収、利用しない場合は持ち帰り

特に「炊事場でお湯が出るか」「シャワーが近いか」は区画によって違うので、寒い時期に行くなら予約前に場所まで見ておくとラクです。

このときのキャンプの様子は、YouTubeにも残しています。写真だけでは分かりにくい場内の雰囲気を見たい人はこちらからどうぞ。

焚き火で作ったキャンプ飯

この日は焚き火で魚介やホットサンドを作りました。外で食べると、それだけでちょっといいんですよね。特に焚き火で焼いたイカは、この日のキャンプ飯としてちゃんと記憶に残っています。

公式案内では、買い出しをしてから向かう場合の最寄りスーパーとして「セルバ」が紹介されています。忘れ物を現地ですべて補える前提ではなく、食材や必要なものは事前に揃えて向かう方が安心です。

キャンプ場の目の前にある「黒坂野営喫茶」

黒坂オートキャンプ場のすぐ目の前には、カフェ&バー「黒坂野営喫茶」があります。2024年5月3日にオープンした店で、コーヒーやドーナツを持ってウッドデッキや自然の中で過ごせる、黒坂らしいカフェです。

黒坂野営喫茶の木造の店舗外観

僕もここで生ドーナツを食べました。

これ、もちもちしてて美味しい。

その食感が印象に残っていたんですが、公式メニューを見ると、生ドーナツはもちもち・ふわふわの食感を作るため完成まで3日。2種類の小麦粉をブレンドし、山梨県産小麦「かいほのか」も使われています。自分が感じた「もちもち」には、ちゃんと理由があったみたいです。

  • 生ドーナツ:300〜400円/1個
  • フレーバー:プレーン、カスタード、シナモン、きなこあんこ
  • コーヒー:500円〜。浅煎り・中煎り・深煎りから選べます

テントがなくても、カフェだけで自然の中の時間を楽しめるのも面白いところ。キャンプ場とはまた少し違う形で「外で過ごす」ができる場所です。

黒坂野営喫茶の円形ウッドデッキとタープ

公式ページでは火曜・木曜が定休日、営業時間は夜8時までと案内されています。営業状況やメニューは変わることがあるため、訪問前は黒坂野営喫茶の公式ページと最新メニューを確認してください。

秋〜冬は夜の冷え込みに注意

林間で過ごすキャンプは、昼と夜で体感がかなり変わります。特に秋以降は「昼間が暖かかったから大丈夫」と思わず、夜用の防寒を持っていく方が安心です。

公式FAQの目安では、10月下旬の平均最低気温は7℃、11月下旬は2℃、12月下旬は−3℃と案内されています。実際の天候は日によって変わるので、出発前には天気予報と最低気温を確認してください。

現在の料金・予約・アクセス

2026年9月時点の公式案内では、料金は「区画料金+施設利用料」が基本です。区画料金はサイトやシーズンで変わり、施設利用料は大人1名1,000円、子ども1名500円(3歳〜中学生)。電源や追加車両は別料金です。

  • チェックイン:13:00〜16:00
  • チェックアウト:12:00
  • 住所:山梨県笛吹市境川町大黒坂1070
  • 甲府南ICから:約8km・約10分
  • ETC専用 笛吹八代スマートICから:約6km・約10分

公式サイトでは、Googleマップ任せだと民家の細い道へ案内される場合があるため、まず「境川カントリークラブ」をナビに設定し、その前の道を通るルートを推奨しています。初めて行くなら、ここは出発前に見ておいた方がいい情報です。

予約方法はシーズンによって異なります。レギュラーシーズンは空きがあれば予約なしでも利用できますが、ミドル・ハイシーズンは完全予約制。料金・空室・サイト区分は変わる可能性があるため、黒坂オートキャンプ場公式サイトで最新情報を確認してください。

利用前に確認したいルール

  • 22:00〜7:00は静粛時間。車の出入りも禁止
  • 直火は禁止。焚き火台を使用する
  • 花火は禁止
  • 音楽プレイヤー、ラジオ、発電機など音の出るものは禁止
  • ゴミは有料回収。利用しない場合は持ち帰る
  • 他の利用者の区画を横切らない

キャンプ場ごとにルールは違います。昔行ったことがある場所でも、次に行くときは最新ルールを確認する。自分もそこは気をつけたいと思っています。

まとめ|夜景より先に残ったのは、静かな時間だった

黒坂オートキャンプ場と聞くと、まず夜景が思い浮かびます。実際、甲府盆地の灯りはこの場所の大きな魅力でした。

でも振り返ると、僕の中に残っているのはそれだけじゃありません。テントを張って、焚き火をして、イカを焼いて、椅子に座る。特別なことはしていないけど、ああいう時間がキャンプなんだと思います。

景色を見に行くのもいい。何もしない時間を作りに行くのもいい。黒坂は、その両方ができる場所でした。

森あげ屋さんのほかのキャンプ記録は、「星空のもとでキャンプ」にまとめています。

今日も悪くなかったな。そんな気分で帰れたキャンプでした。

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