「今度、ふもとっぱら行ってみたいな」
妻からそんな言葉が出たのは、ある静かな夜でした。
普段は僕が誘うことの多いキャンプ。今回は珍しく、妻のほうから「行きたい」と言ってくれた。
それだけで、なんとなくうれしかったんです。

ふもとっぱらへ、夫婦だけのデイキャンプ
泊まりではなく、今回はデイキャンプ。
やることを詰め込まず、テントを張って、椅子を出して、コーヒーを飲む。
ふもとっぱらといえば富士山を正面に眺める広い草原のキャンプ場ですが、僕らが欲しかったのは「何かを達成する休日」ではなく、ただ同じ場所でゆっくりする時間でした。
設営リーダーは、妻。
今回の相棒は、テンマクデザインの「サーカスTC」。
いつもは僕が設営のほとんどをやっていましたが、この日は妻が「やってみたい」とペグを打ち始めました。
見ていると、思ったより迷わずどんどん進めていく。
その姿がちょっと頼もしくて、少し感動しました。

富士山を見ながら、コーヒーを淹れる
設営が終わったら、あとは急ぐこともない。
富士山を眺めながら椅子に座って、湯を沸かして、コーヒーを淹れる。
風が流れて、ときどき会話をする。
そのくらいで十分でした。
この日は「MORIAGEYA」のカップも外デビュー。ステンレスに水滴がついて、家で使うのとはまた少し違って見えました。

自然の中でコーヒーを淹れる時間については、「自然の中で珈琲1杯」にもまとめています。
ただ、夫婦で同じ景色を見た
日常では、何かしら話すことがあります。
予定、子どものこと、仕事のこと、家のこと。
でも自然の中では、話していない時間も妙に心地よかった。
同じ空を見て、同じ風に吹かれているだけで、「ああ、仲良しだな」と思えたんです。

2026年9月時点|ふもとっぱらをデイキャンプで使う前に確認したいこと
ここからは、この記事を書き直した2026年9月17日時点で、ふもとっぱら公式情報を確認した内容です。料金やルールは変わる可能性があるため、利用前には必ず公式サイトを確認してください。
- キャンプサイトは全面フリーサイト
- 車両はサイト内へ乗り入れ可能
- チェックインは8:30〜17:00
- 日帰り利用は17:00までに退出
- 予約は事前予約制
- キャンプサイトは車両1台につき1予約が必要
- 17:00以降は車両移動・再入場不可
住所は静岡県富士宮市麓156。標高の高い朝霧高原にあるため、平地より気温や風の変化が大きい日があります。晴れていても羽織れるものを一枚持っておくと安心です。
最新の利用時間・料金・予約状況は、ふもとっぱら公式サイトと公式予約案内を確認してください。
デイキャンプだからこそ、何もしない時間を作りやすかった
泊まりのキャンプは好きです。
でも、泊まるとなると寝具や夕食、夜の準備、翌朝の撤収まで考えることが増えます。
デイキャンプは、そのあたりが少し軽い。
テントを張って、座って、飲んで、景色を見る。
「今日はこれでいい」と思える余白がありました。
この日に使ったキャンプ道具
- テント:テンマクデザイン サーカスTC
- テーブル:アイアンラック
- カップ:森あげ屋オリジナル
- バッグ:レザークラフト自作品
道具をたくさん並べるより、今回は必要なものだけ。
ふもとっぱらの広さと富士山があるだけで、十分にキャンプらしい時間になりました。
また、ふたりで来よう
帰り道、妻が「また行こうね」と言ってくれました。
それが、この日いちばんうれしかったことかもしれません。
焚き火もランタンもないデイキャンプでした。
でも、富士山を見て、コーヒーを飲んで、同じ風に吹かれた。
特別なことは何もしていないのに、ちゃんと残る休日でした。

森あげ屋さんのキャンプ記録は、「星空のもとでキャンプ」にもまとめています。
森あげ屋さんでした。

コメント