こんにちは、森あげ屋さんです。
今回歩いたのは、山梨百名山の滝戸山と、その途中でつないだ貉山。
派手な山ではありません。
富士山ドーン、山頂絶景ドーン、みたいなタイプでもない。
でも、この日のことはよく覚えています。
理由はひとつ。
帰りに道を見失ったから。
落ち葉で踏み跡が分かりづらくなって、気づけば予定していたルートから外れていました。
「あれ、道どこだ?」
静かな山が、一瞬でちょっと怖い山に変わった日です。

滝戸山は標高1,221mの山梨百名山
滝戸山は笛吹市にある標高1,221mの山で、山梨百名山のひとつです。
山梨県の「山梨百名山ピッチマップ」では、右左口の里民芸館からのルートが体力度2・難易度Aとして案内されています。
県の案内では、鶯宿峠の巨木「なんじゃもんじゃ」から山頂にかけては標高差が比較的小さく、静かな森林浴を楽しめる山として紹介されています。
俺が歩いたのは滝戸山と貉山をつないだ日の記録なので、現在歩くときは自分が使う登山口・ルートの最新情報を確認してください。
山梨県「山梨百名山ピッチマップ 富士・御坂山系」
富士の国やまなし観光ネット「滝戸山」
貉山から、静かな森の中へ
この日は貉山側から歩き始めました。
登り始めの印象は、わりと穏やか。
道の両側に木が並んでいて、落ち葉を踏む音が続く。
人が多い山を歩いているときとは少し違って、周りが静かでした。
こういう山って、最初はちょっと地味に感じるんだけど、歩いているうちにその静けさがよくなってきます。
何かを見るためというより、ただ森の中を歩く。
今思えば、森あげ屋さんが好きな時間って、こういうのかもしれません。

滝戸山へ。派手じゃないけど落ち着く
貉山を越えて滝戸山へ。
森の中を進んでいくと、日常の音がどんどん遠くなっていきます。
山梨県公式観光情報では、滝戸山の山頂は小広い草地で、木々の間から富士山や甲府盆地越しの南アルプスをわずかに望める山と紹介されています。
俺が登ったときも、派手な展望というより、木々の間から景色を覗くような感じでした。
それが、この山には合っていました。


山頂で淹れたコーヒー
山頂ではお湯を沸かして、コーヒーを淹れました。
登ったあとに飲むコーヒーは、味の細かいことより「ここで飲んでる」が全部を持っていく。
冷えた体に温かいコーヒーが入る。
それだけで、しばらく座っていたくなる。
こういう一杯のために山へ行くのも、俺は全然ありだと思っています。

帰り道で、ルートを見失った
問題は帰りでした。
落ち葉で踏み跡が分かりづらくなっていて、一時的に道を見失いました。
歩いていて、なんか違う。
でも、来た道がはっきり分からない。
あの感覚は今でも覚えています。
予定していたルートへ戻るために、斜面を必死に這い上がりました。

無事に戻れたから今こうして書けていますが、山の中では「ちょっと分からない」がそのまま危険につながる。
この日はそれを実感しました。
今なら、道を外した時点でやることを変える
当時の俺は、とにかく元のルートへ戻ろうとして動きました。
でも今なら、まず止まります。
- 違和感を感じたら、そのまま進まない
- 地図やGPSで現在地を確認する
- 分かる地点まで戻れるなら戻る
- 暗くなる前提で時間に余裕を持つ
- 「たぶんこっち」で斜面へ入らない
俺自身、この日の経験があるからこそ、今は「山は静かで気持ちいい。でも、油断すると普通に怖い」と思っています。
滝戸山 Data
- 標高:1,221m
- 所在地:山梨県笛吹市
- 山梨百名山
- 県公式グレーディング:右左口の里民芸館ルート 体力度2/難易度A
- 特徴:森林歩きが中心。山頂からの展望は木々の間から見るタイプ
- 登山前に最新の登山道・天候・通行状況を確認
まとめ|静かな山ほど、ちゃんと山だった
滝戸山と貉山は、派手な景色を見に行く山というより、静かな森を歩いた記憶が残る山でした。
山頂で飲んだコーヒーも覚えている。
そして、それ以上に帰り道で焦ったことを覚えています。
楽しかっただけじゃない。
ちょっと怖かったからこそ、今でも残っている。
森あげ屋さんの山歩きは、「おれとやま」にまとめています。
ほかの山歩きなら、達沢山や、紅葉台・足和田山の記録もあります。
今日も悪くなかったな。

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