大蔵経寺山登山記|石和温泉駅から歩ける山梨百名山と北斎が見た甲府盆地

大蔵経寺山の観音像越しに見える富士山と甲府盆地 登山,hiking,climbing
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こんにちは、森あげ屋さんです。

今回歩いたのは、石和温泉のすぐ北側にある大蔵経寺山。

標高716mの山梨百名山です。

石和温泉駅から歩いて向かえる距離にあるので、最初は「街のすぐ後ろにある低山」くらいの感覚でした。

でも、登ってみるとちゃんと山。

つづら折りの道を上がっていくと、途中から石和の街や甲府盆地が開けてきます。

しかもこの景色、ただ眺めがいいだけじゃありません。

葛飾北斎の「富嶽三十六景 甲州伊沢暁」に関わる景色として、山梨県公式でも紹介されている場所です。

大蔵経寺山を歩いた登山ルートの地図
この日に歩いた大蔵経寺山のルート。

大蔵経寺山は石和温泉駅から歩いて行ける山梨百名山

山梨県公式の山梨百名山ピッチマップでは、大蔵経寺山は標高716m。

JR石和温泉駅を起点にしたルートは、体力度2・難易度Aとして案内されています。

富士の国やまなし観光ネットでは、石和温泉駅から徒歩15分と案内されています。

駅から近いのは確かに魅力。

ただ、「駅から近い=楽な散歩」ではありません。

山に入れば普通に登りです。低山でも、靴・水分・地図はちゃんと用意して行く方がいいと思います。

山梨県「山梨百名山ピッチマップ 八ヶ岳・秩父山系」
富士の国やまなし観光ネット「大蔵経寺山」

途中の展望から見下ろす甲府盆地

この山で印象に残っているのは、山頂そのものより途中の展望でした。

木々の向こうに石和の街が見えて、その奥に甲府盆地が広がる。

天気がよければ富士山も見えます。

街からそんなに離れていないのに、少し登っただけで見える景色が変わる。

こういう近さは、大蔵経寺山の面白さだと思いました。

大蔵経寺山から見下ろした雲海と山並み
この日は雲海も見えました。富士山まで見えたら完璧だったな。

観音像のそばから見た富士山と甲府盆地も、この山らしい景色でした。

大蔵経寺山の観音像越しに見える富士山と甲府盆地
観音像の向こうに富士山。街のすぐ後ろの山なのに、この景色。

北斎の「甲州伊沢暁」とつながる景色

山梨県の公式案内では、途中の展望台から見える景色が、葛飾北斎「富嶽三十六景 甲州伊沢暁」の景観として紹介されています。

今は街並みも道路も変わっている。

それでも、同じ方向に富士山があって、盆地がある。

何百年も前に誰かが見た景色と、自分が今見ている景色が重なる。

大げさじゃなく、ちょっと面白い時間でした。

大蔵経寺山の展望地にある葛飾北斎「甲州伊沢暁」の案内板
現地にある北斎「甲州伊沢暁」の案内板。昔の景色と今の盆地を重ねて見る。

千本桜を目指した植樹活動

大蔵経寺山では、以前「千本桜を叶える会」という植樹活動も行われていました。

2021年のクラウドファンディングでは、それまでに約200本の桜を植え、さらに100本の植樹を進める取り組みが紹介されています。

俺もこの活動に寄付という形で参加しました。寄付者として名前も残っています。

大蔵経寺山で千本桜を目指す植樹活動を紹介する案内
千本桜を目指した植樹活動。俺も寄付という形で参加しました。

自分が登った山に、少しだけでも関われる。

登って終わりじゃなく、その後も「あの桜どうなったかな」と思えるのは、ちょっといいなと思います。

CAMPFIRE「千本桜を叶える会!!」

山頂は派手じゃない。それでいい

大蔵経寺山は、山頂で大展望がドーンと開く山ではありません。

どちらかというと、登る途中で街を振り返ったり、富士山を探したりする時間の方が印象に残る山でした。

山頂に着いたときの気持ちも、「やったー!」というより「ちゃんと着いたな」くらい。

こういう低い音量の達成感も、俺は好きです。

山梨百名山・大蔵経寺山の山頂標識と登山者
大蔵経寺山、山頂へ。派手じゃないけど、ちゃんと着いた。

大蔵経寺山 Data

  • 山名:大蔵経寺山(だいぞうきょうじやま)
  • 標高:716m
  • 所在地:山梨県笛吹市
  • 山梨百名山
  • JR石和温泉駅から登山口方面へ徒歩圏
  • 県公式グレーディング:石和温泉駅ルート 体力度2/難易度A
  • 見どころ:甲府盆地、富士山、北斎「甲州伊沢暁」に関わる展望

登山道や周辺状況は変わることがあります。歩く前に、笛吹市や山梨県の最新情報を確認してください。

笛吹市「登山・ハイキングコースガイド」

https://youtu.be/mdZKqbFE2rs?si=HAtisVQCVepnM5_W

まとめ|街のすぐ後ろに、ちゃんと山がある

大蔵経寺山は、標高716m。

数字だけ見れば大きな山ではありません。

でも、石和の街から少し上がるだけで、甲府盆地を見下ろす景色がある。

昔の北斎が見たとされる景色につながる場所があって、人が植えた桜もある。

遠くへ行かなくても、表に出ればちゃんと面白いものがある。

森あげ屋さんの山歩きは、「おれとやま」にまとめています。

甲府盆地を眺める山なら、紅葉台・足和田山の記録もどうぞ。

今日も悪くなかったな。

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