こんにちは、森あげ屋さんです。
今回登った山は 釈迦ヶ岳(しゃかがたけ)。標高1,641mのこの山は、山梨百名山のひとつとして知られ、古くから信仰の対象とされてきました。苔むした森や大きな御神木、清らかな湧水に囲まれ、訪れる人を独特の神秘的な雰囲気へと導いてくれる山です。
釈迦ヶ岳の魅力
釈迦ヶ岳は、その名の通り釈迦如来を祀る山として信仰されてきました。登山道の途中には檜峯(ヒミネ)神社があり、大きな鳥居と御神木が参拝者を迎えます。
特に苔むした巨木や清らかな空気は「もののけ姫」の世界を思わせ、自然信仰の気配を今も色濃く残しています。
また、山頂からは南アルプスや富士山、そして天候に恵まれれば八ヶ岳まで一望できます。絶景と神聖な空気感の両方を味わえるのが、釈迦ヶ岳ならではの魅力です。
アクセスと駐車場情報
登山の起点となるのは芦川の林道や鈴蘭の里や薬王水の近く。
神社側より芦川方面からの方が安心かもですね
周辺には以下の施設も揃っています。
鈴蘭の里周辺には駐車場もあります!
アクセスの良さもあり、週末には登山者や観光客でにぎわいます。
登山ルートと所要時間
一般的なルートは「鈴蘭の里周辺」から釈迦ヶ岳山頂を目指すコースで、登り約2時間半〜3時間、下り約2時間。往復で5時間前後が目安です。
道はよく整備されていますが、急登や根っこの張った道も多いため、登山靴とストックは必携。特に雨の後は苔や岩が滑りやすいので注意が必要です。
今回歩いた時も、鬱蒼とした森と苔むした岩の連続に心を奪われ、写真を撮りながらのんびり登っていきました。
森の雰囲気と神秘性
釈迦ヶ岳の最大の特徴は、やはり「森の神秘性」。
登山道を進むと、まるで「獅子神の森」に迷い込んだかのような光景に出会います。太い幹に苔が絡みつき、木漏れ日が差し込むと緑が一層鮮やかに輝きます。
山頂からの眺望
山頂に到着すると、木々の合間から富士山が姿を現します。精進湖越しに見える富士の姿はまさに絶景。さらに、条件が良ければ南アルプスや八ヶ岳、奥秩父の山々まで見渡すことができます。
静寂に包まれた森を抜けた後に広がるこの景色は、まさにご褒美。心が洗われるような時間を過ごすことができました。
注意点とマナー
釈迦ヶ岳周辺は非常に美しい森が残されていますが、一部で直火による野営やゴミの放置が問題になっています。自然の魅力を守るためにも、必ず以下を守りましょう。
ゴミは必ず持ち帰る 直火はしない(焚き火台を利用) 苔や巨木を傷つけない
この山の神秘的な雰囲気は、訪れる人ひとりひとりの意識で守られていくものだと実感しました。
まとめ
山名:釈迦ヶ岳(山梨百名山のひとつ)
標高:1,641m
所在地:山梨県芦川近く
登山時間:往復約5時間
登山口:鈴蘭の里(無料駐車場あり)
見どころ:苔むす森、御神木、富士山の展望
信仰の山としての歴史と、幻想的な森の雰囲気、そして山頂からの富士山ビュー。三拍子揃った山梨百名山・釈迦ヶ岳は、登山初心者からベテランまでおすすめできる名山です
それでは釈迦ヶ岳の雰囲気をどうぞ!
いつかはソロで登って見たいです。
今度一緒に遊びませんか?
森あげ屋さんでした。


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