こんにちは、森あげ屋さんです♪
御坂エリアの達沢山(標高1358m)を歩いてきました。派手な大展望はないけれど、深い森の静けさと、途中で出会う“圧”のある栗の大木が忘れられない山。今回は写真ごとの目線で、ルート・装備・注意点までまとめます。

木立のあいだから差し込む光。ここが達沢山の入口です。踏み跡ははっきり、勾配も穏やか。最初の10〜15分は歩幅を小さく・呼吸は鼻からでリズム作り。森の音が大きく感じるのは、人の気配が少ない証拠。静かな山歩きが好きな人に向いています。

スクショの行動ログはこんな感じ。
合計時間:3時間39分(休憩38分含む)
距離:6.9km 累積標高:上り694m/下り693m
タイム:登山口9:12 → 山頂11:04 → 下山12:52
体力度は“ほどよい有酸素運動”。登山デビューの次の一歩にちょうど良い負荷です。迷いやすい分岐は多くないけれど、地図アプリのオフライン保存は必須。

尾根を巻くように進む区間。落ち葉で踏み跡が薄い場所があり、道標の見落としが起きやすい。
実際の登山体験
途中に幻想的な栗の木がり一見の価値があります!他ではみられ無いような名木です!

達沢山の“顔”。苔むした幹、節くれだった枝ぶり、森の中でここだけ空気が変わる。一見の価値ありです。ここで3分だけ完全停止してみてください。心拍が落ち、音の階層(風・葉擦れ・鳥)が分かるようになる。記事映えもするので、
保全:根元の踏み荒らし防止で、できるだけ幹に寄りすぎない&苔には触れないなど気をつけて。
注意点と準備
達沢山に登る前には、しっかりと準備をすることが大切です。特に野生動物の存在は感じる山ではあります!!!

白い幹に爪痕のような引っかき傷。野生動物の痕跡を感じる山です。遭遇は稀でも、音で存在を知らせることが基本。
装備:熊鈴(風で鳴らない時は手で鳴らす)/ホイッスル/ヘッドライト(予備電池)
季節の注意: 秋:落ち葉で“隠れ段差”。足首サポートのあるミドルカット靴が安心。
冬〜早春:霜や残雪で凍結スポットあり。チェーンスパイク携行。
単独行のコツ:入山・下山予定を家族へメモ、「もし連絡が途絶えたら」手順も共有しといた方がいいですね!

山頂は森に囲まれ、静かに達成感を味わうタイプ。景色の抜けは限定的ですが、風の音が小さく、コーヒーを淹れるには最高の環境。ここで行動食(塩気+糖質)を入れると下山の足が軽いです。いつもスニッカーズか羊羹食べてます♪
アプローチは御坂道(国道137号)から分岐へ。ここ、看板がとにかく目立たない。カーブの内側で見落としやすいので、ナビの音声案内に頼らず手前500mから減速して探すのがコツ。駐車は路肩の広い場所を選び、登山口付近の生活エリアを塞がないよう注意。
※道路事情や駐車ルールは変わることがあるので、出発前に最新情報を確認してください。
携行装備(この山で“効いた”もの)
地図アプリのオフラインDL+紙地図(スマホ電池切れ対策)
ミドルカットの登山靴+ウール靴下(捻り&冷え対策)
レイン上下(防風着も兼ねる)
行動食:塩タブ+ジェル系1本+固形(ようかん等)
救急セット:テーピング・絆創膏・鎮痛解熱・ホイッスル 保温:薄手ダウン or フリース、ネックゲイター、手袋
時間配分の目安(初心者向け)
登り:90〜110分(写真&休憩で+10〜20分)
山頂休憩:10〜20分
下り:80〜100分(滑りやすい区間で慎重に)
合計:3.5〜4時間
※行動開始が遅いと日没リスク。9時前スタートが安心。
こんな人に刺さる山
騒がしい観光地より静かな森を歩きたい
“映える展望”より足裏と呼吸の気持ちよさを大切にしたい
1本の象徴的な木に会いにいく旅が好き
まとめ
達沢山は、静かな森歩き×名木との邂逅が主役の山。コースは素直で、体力に自信がなくてもペース管理さえできれば問題なし。分岐の看板は見づらいので、オフライン地図&こまめな現在地確認が鍵です。
派手なご褒美はないけれど、心が整うタイプの満足感は大きいです
以上が達沢山についての記事です。さらに詳しい情報や登山の様子は、以下のYouTubeビデオでご覧いただけます。
今度一緒に遊びませんか?
森あげ屋さんでした♪


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