三ツ峠山登山記|初登山で両足がつった「おれとやま」の原点【山梨百名山】

三ツ峠山の登山日に撮影した紅葉と富士山 登山,hiking,climbing

こんにちは、森あげ屋さんです。

今回の山は、俺にとってちょっと特別です。

初めて「ちゃんと登山した」と思えた山。

三ツ峠山。

今でこそ山梨百名山を少しずつ歩いていますが、このときは登山そのものがほぼ初めて。体力も経験もない。

しかも山頂では両足がつって、完全にヘロヘロ。

その横を、自分よりずっと年上に見える登山者が普通に登っていく。

「俺、こんなに登れないんか……」

恥ずかしかった。でも、登れた。

たぶん「おれとやま」は、この日から始まっています。

当時はまだブログ用に写真をたくさん残す習慣がなく、この日の写真はほんの数枚だけ。それでも、落ち葉の道や夕方の空を見ると、初めて山を歩いたときの空気を思い出します。

落ち葉が積もる三ツ峠山の登山道
当時残っていた、落ち葉の積もる登山道の一枚。

三ツ峠山は富士山を正面に望む山

三ツ峠は、開運山(1,785m)・御巣鷹山・木無山の三山の総称です。山梨県公式観光情報でも、富士山を間近に望める山として紹介されています。

ルートはいくつかあり、富士河口湖町側の三ツ峠登山口から向かう比較的短いルート、西桂町の達磨石から登るルート、都留市側の熟練者向け北口登山道などがあります。

俺がこの日に歩いた記録は、御坂トンネル側から入ったルート。

ただ、これは当時の記録です。2026年7月には富士河口湖町観光連盟から「三ツ峠歩道の一部通行止め」の案内も出ています。今登る場合は、出発前に最新の登山道情報を確認してください。

山梨県公式「三ツ峠山」案内
富士河口湖町観光連盟「三ツ峠歩道の一部通行止め」

三ツ峠山 Data

  • 主峰:開運山 1,785m
  • エリア:西桂町・富士河口湖町・都留市にまたがる山域
  • 代表的なルート:三ツ峠登山口、達磨石、北口登山道など
  • 三ツ峠登山口ルート:山梨県公式案内では山頂まで約1時間30分が目安
  • 2026年7月:富士河口湖町観光連盟から歩道の一部通行止めのお知らせが掲載
  • 実際に登る前に、最新の通行状況・天候・登山道情報を確認

初登山、思ったより全然きつい

登る前は、どこかで「まあ行けるだろ」と思っていました。

ところが実際に歩いてみると、普通にきつい。

呼吸は上がるし、足は重くなる。

途中ですれ違う人たちは、なんでそんな普通の顔して登れるんだろう。

今思えば、初めての登山なんだから当たり前なんですけどね。

でも当時は、自分の体力のなさを突きつけられた気がしていました。

山頂では、期待していた富士山ビューは見られなかった

三ツ峠といえば富士山。

ただ、山頂では雲がかかっていて、期待していたような富士山の景色は見られませんでした。

三ツ峠山の登山日に撮影した紅葉と富士山
この日に残っていた富士山と紅葉の一枚。

普通なら「残念だった」で終わりそうなんですが、この日はあまり気にならなかった。

初めて自分の足で山を登っていること自体が新鮮だったからです。

景色がなくても、ちゃんと山って面白いんだな。

たぶん、このとき初めてそう思いました。

山頂で両足がつった

そして山頂。

達成感より先に来たのが、足。

両足がつって、ヘロヘロでした。

その横を、自分より年上に見える人たちがスイスイ歩いていく。

いや、すごいな。

俺は立っているだけでもしんどい。

格好いい登山ではなかったです。

でも「登れた」という事実だけは残りました。

下山途中のカップヌードルが忘れられない

下山途中、やかんでお湯を沸かして、友人とカップヌードルを食べました。

ただのカップヌードルです。

でも、めちゃくちゃ美味かった。

疲れた体に温かいスープが入ってくる。

山で食べると美味いって、こういうことか。

その感覚も、この日初めて知りました。

三つ峠駅へ、ほんの少し恩返し

当時、三つ峠駅では駅舎改修のためのクラウドファンディングが行われていました。

初めての登山でここまで楽しませてもらったので、ほんの気持ちだけ寄付しました。

登山って山だけじゃなく、その周りの町や駅、人にも支えてもらっているんだな。

そう感じられたのも、今振り返るとこの山の思い出です。

初登山だった自分に、今なら言いたいこと

もし、この日の自分に今の俺が何か言えるなら、たぶん難しいことは言いません。

  • 周りの登山者と速さを比べなくていい
  • 疲れたら止まればいい
  • 水と食べ物は余裕を持って持っていく
  • 登山道や通行止めは出発前に公式情報を確認する
  • 景色が見えなくても、その日が失敗になるわけじゃない

初登山の俺は、年上の人に抜かれるたびにちょっと恥ずかしくなっていました。

でも今なら、そんなことより無事に登って、無事に帰って、また次に行ける方がずっと大事だと思います。

今なら、この山をどう見るか

三ツ峠には複数の登山ルートがあり、公式情報でも体力や経験に合わせたルート選びが重要とされています。

俺が初めて登ったときは、そんなことを細かく考える余裕もありませんでした。

ただ登って、疲れて、足がつって、カップヌードルを食べて帰った。

それでも、この一日がなかったら今みたいに山へ行っていなかったかもしれません。

森あげ屋さんの山歩きは、「おれとやま」にまとめています。

その後の山歩きなら、達沢山の登山記や、紅葉台・足和田山を歩いた日の記録もあります。

まとめ|「おれとやま」の原点

山頂では、期待していた富士山ビューは見られなかった。

両足もつった。

他の登山者には普通に抜かれた。

でも、楽しかった。

完璧な一日じゃなかったからこそ、今でもよく覚えています。

たぶん俺は、この日から少しずつ山へ向かうようになりました。

今日も悪くなかったな。

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