甲府名山
千代田湖のほとりにある八王子山(白山)を歩く|甲府の里山ハイクレビュー
甲府市の西に広がる千代田湖。その湖の近くにある「八王子山(別名:白山)」は、地元の人たちに親しまれる里山です。標高はわずか458mと低めですが、登ってみると意外と本格的な雰囲気があり、のんびり散歩気分から軽いハイキングまで楽しめます。今回は実際に歩いた体験をもとに、登山口や道中の様子、山頂からの景色などをレビューしていきます。
アクセスと登山口
八王子山は甲府市街から車で20分ほど。千代田湖の湖畔に駐車場が整備されていて、そこを拠点に登る人が多いです。駐車場から湖を眺めつつ、白山神社方面へ歩いていくと登山口が見えてきます。標識も出ているので迷うことは少なく、初めて訪れる人でも安心です。
公共交通機関を利用する場合は甲府駅からバスで千代田湖まで行けますが、本数が限られているため事前に時刻表の確認が必要です。車があればアクセスはスムーズで、観光や買い物のついでに立ち寄れる手軽さが魅力ですね。
道中の雰囲気
登山口からは木々に囲まれた細い山道が続きます。序盤は緩やかな坂道ですが、途中からは思ったより勾配があり、軽い運動にはちょうどいい負荷。道はしっかり整備されていて危険な場所は少なく、トレッキングシューズでなくても運動靴で歩けます。
歩いていると鳥のさえずりや風の音が心地よく、湖畔から少し離れるだけで森の静けさに包まれます。春は新緑、夏は濃い緑、秋には紅葉が鮮やかで、季節ごとに違う景色を楽しめるのも里山ハイクならでは。
山頂と展望
山頂では甲府盆地や南アルプスの山並みを一望できるスポットもあります。標高は低いですが、意外と景色が良く「ちょっと登っただけでこの眺めか」と思わず声が出てしまいました。
山頂はベンチや腰掛けられる場所があり、休憩しながら景色を楽しむのにぴったり。千代田湖を見下ろす角度もいい感じで、湖と町並みをセットで眺められるのは八王子山ならではの特典です。
登山にかかる時間と難易度
登山口から山頂まではゆっくり歩いても30〜40分ほど。下山も同じくらいで、全体で1時間〜1時間半のハイキングになります。標高差も少なく、危険な岩場もないため、子ども連れや初心者にもおすすめです。
ただし勾配がある箇所では汗をかくので、水分補給は必須。夏場は特に熱中症対策をしておくと安心です。
初心者へのアドバイス
持ち物:500mlの水、タオル、運動靴で十分 注意点:雨上がりは道が滑りやすいので要注意 おすすめの時間帯:午前中は空気が澄んでいて展望がきれい
手軽な山だからこそ油断しがちですが、やっぱり登山。最低限の準備をしておくと快適に楽しめます。
まとめ
八王子山(白山)は、甲府市のすぐ近くで自然を満喫できる里山です。短時間で登れる手軽さと、山頂からの意外な絶景が魅力。千代田湖の散歩と組み合わせれば、ちょっとしたアウトドア気分を味わえます。観光や休日のリフレッシュに、ぜひ訪れてみてください。
アクセス・駐車場情報
駐車場:千代田湖駐車場(無料、
登山口:白山神社方面から入山
公共交通:甲府駅から千代田湖行きのバス(本数少なめ)


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