「登山に行く」と決めると、どこか「頂上まで登らなきゃ」という気持ちが生まれてしまう。
けれど、この日は違った。目的地は、大蔵経寺山の中腹にある小さな展望台。

ただの「森を歩く時間」が、こんなにも気持ちを軽くしてくれるとは思わなかった。
木漏れ日が差す道をゆっくり歩き、風が通り抜ける音に耳を澄ます。
静かな森の中で、「今日はこれでいい」と思える瞬間に出会えた。

登頂にこだわらず、無理に目標を掲げず、ただ心地よい方へ歩く。
それだけで、プレッシャーの鎖が少しずつ外れていくのを感じた。
歩いた先には、街を見下ろす観音様と、富士山。
そこにいた時間は短かったけれど、何かがふっと整った気がした。

森あげ屋さんから一言
少しの時間でも山で土の香り森の香りを感じて欲しいなって思います。
森あげ屋さんでした♪
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