リトルカブで行く名瀑布|徳川家康も立ち寄った山梨・御殿滝で癒される/A Healing Ride to Goten Taki – A Historic Waterfall in Yamanashi

〜御殿滝(山梨・甲府市)〜

静かな森の奥で、ずっとそこにいたような滝がある。

その名は「御殿滝(ごてんたき)」。

甲府市の右左口の里の横を通り、滝戸山の登山口近く。舗装された山道をリトルカブで走っていくと、やがて聞こえてくるのは鳥の声と水音だけ。観光地化されていないぶん、自然の“ありのまま”と向き合える時間が待っていた。

近くのスペースにリトルカブを止め滝に向かう途中、ふと立ち止まって耳を澄ます。小さな流れの音が、風に乗って心に届いてくる。木漏れ日を浴びながら歩いていくと、苔むした岩の間から清らかな水が勢いよく落ちる御殿滝が姿を現した。

東屋からの眺め。高さは約8メートル。派手さはないけれど、それでも滝、静かな迫力がある。

それもそのはず──

この滝には歴史がある。徳川家康が中道往還を通って甲府へ入る際に立ち寄ったとされ、「御殿滝」と名がついたらしい。修験者がこの地で修行をしていたとも伝わっている。

水しぶきがひんやりと肌に触れるたび、心もスッと静まっていく。

人工物に囲まれて生きる日常では味わえない、素朴で深い癒し。

夏の暑さを忘れさせてくれる、まさに“涼の名瀑布”だった。

帰り道、リトルカブにまたがりながら、ふと思った。

こういう場所がひっそりと残っていること自体が、ありがたいことなんだなって。

また来よう。

次は紅葉の季節、あるいは雪解けの春──静かに変わり続ける御殿滝に。

森あげ屋さんから一言

目標は右左口の里

車でもいけそうだけど、対向車がきたらハラハラしちゃうかもしれないので、、、

右左口の里で遊んだついでに寄ってみるのも

いいかもしれませんね♪

アウトドア楽しんでますか?

森あげ屋さんでした!

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