キャンプの準備だけして、家のウッドデッキでランタンと晩酌した夜

散歩

今日は外に行けなかった。

行こうと思えば行けた。でも、疲れもあったし、どこか気持ちが向かなかった。

でも、心の奥では「自然に触れたい」と思っていた。

だから、車にキャンプ道具を積み込んでみた。まるで出かけるかのように、しっかりと。

そのまま外に出たわけじゃない。近所のスーパーで晩酌の材料だけ買って、帰ってきた。

でもその瞬間、なぜだか少し満たされた気がした。

「よし、今日はこのまま、家のウッドデッキで過ごしてみよう」と思い立つ。

キャンプの準備をしてる時の高揚感って、道中にあるんだなって思った。

夜、ウッドデッキにランタンを持ち出し、氷たっぷりのグラスを片手に、静かに火を眺める。

電気じゃない灯りは、なんでこんなにも落ち着くんだろう。

目を閉じると、風の音や虫の声、そして薪の匂いが思い出されてくる。

行けなくても、自然は心に宿る。

出かけなきゃ感じられないと思っていたけれど、五感が覚えていれば、灯りひとつでも繋がれる。

「また行こう」

そんな気持ちを灯し直すだけの、ひと晩のお家キャンプだった。

森あげ屋さんから一言

お酒飲めません。ジンジャーエールです。

森あげ屋さんでした♪

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