朝早く、誰もいない湖へ。
釣り竿と、少しの期待だけ持って、いつものように湖畔を歩いた
結果から言うと、釣果は小さなバスが一匹。

数時間もいたのに、成果と呼べるのはそれだけだった。
だけど不思議と、「無駄だったな」とは思わなかった。
むしろ、心は静かに満たされていた。
水面に映る山の影。風に揺れる木々の音。

何もしない時間を過ごす。
その時間が、思っていた以上に貴重だった。
釣れた・釣れないじゃない。
大切なのは、こういう時間を自分に与えてあげられたことだったんだと思う。
いつも何かを「達成しなきゃ」と思って、結果を追いかけてばかりいたけど、

自然の中でひとり過ごす時間は、何もせずとも価値があるって教えてくれた。
小さなバス一匹。
それでも、今日という日は豊かだった。
また来よう。
釣れるかどうかは、二の次でいい。
森あげ屋さんから一言
結果も大事だけど課程も充分楽しめるようになりたい。
森あげ屋さんでした♪
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