滝戸山と貉山|静かな山梨百名山の魅力と登山体験

こんにちは、森あげ屋さんです♪

今回紹介するのは、山梨県の自然に抱かれた「滝戸山」と「貉山(むじなやま)」。

多くの登山者が訪れる有名な山々の陰にひっそりと佇み、地元の人々や静かな山歩きを愛する登山者に知られているのがこのルートです。派手な名所ではありませんが、歩くたびに新しい発見がある――そんな魅力を持った山旅でした。

貉山から始まる旅

登山の出発点となる貉山の麓に立つと、澄んだ空気が胸いっぱいに流れ込みます。朝の冷気に身を引き締められながら、一歩を踏み出すと、道の両脇には杉や檜の木々が規則正しく並び、木漏れ日がまだ眠っている森を柔らかく照らしていました。足を踏み出すたびに、落ち葉を踏みしめる音が心地よく響き、冒険の始まりを告げてくれます

貉山への登りは決して険しいものではありません。道は比較的緩やかで、野鳥のさえずりが背中を押してくれるように響きます。自然に包まれながらの山歩きは、体力的な負担よりも心の解放感が勝る時間です。

滝戸山への道

貉山の頂を越えると、いよいよ滝戸山への道が始まります。ここからのトレイルは、まるで自然との対話をしているような感覚を覚えます。木々の合間から差し込む光が揺れ、鳥たちが枝を渡る姿が目に入るたびに、日常の喧騒からどんどん遠ざかっていくのを実感しました。

登山中の小さなハプニング

自然の中を歩くと、いつも順調とは限りません。今回も帰路で一時的に道を見失う場面がありました。落ち葉に隠れた踏み跡は分かりにくく、気づけば予定していたルートから外れてしまっていたのです。冷や汗をかきながらも、何とかルートへ戻ろうと必死に這い上がりました。山では「準備と余裕が大切」ということを改めて実感しました。もし暗くなってから迷っていたらと思うと、今振り返っても背筋がひやりとします。こうした経験もまた登山の一部であり、緊張感と学びを与えてくれる瞬間でした。

私たちの旅の全瞬間を、YouTubeで共有しています。リアルな自然体験や、貉山と滝戸山の魅力を、動画で捉えました。

ルート外の小さな危険

帰路、一時的に道を見失い、ひやっとした場面もあり時間に余裕を持った登山計画を作成してください。

山頂でのひととき

ようやく滝戸山の山頂に辿り着くと、そこには穏やかな景色が広がっていました。派手な展望ではないものの、木々の隙間から覗く山並みや、遠くに霞む甲府盆地が見え、静かな達成感を与えてくれます。

山頂で湯を沸かし、淹れたてのコーヒーを口にすると、冷えた身体にじんわりと温かさが広がりました。登山の疲れを癒す一杯は、街で飲むどんな高級なコーヒーよりも心に沁みます。山頂でしか味わえない特別な思い出になりました。

まとめ

滝戸山と貉山の山旅は、派手さはないけれど、心をじっくりと満たしてくれる時間でした。日常生活ではなかなか得られない「静かな豊かさ」を与えてくれます。

道を間違えたハプニングすら、今となっては大切なスパイス。自然の中で過ごした一日は、ただの登山以上に、自分自身と向き合う特別な体験でした。

次はどんな山が待っているのか。そう思うと、また靴紐を結びたくなります。



今度一緒に遊びませんか?

森あげ屋さんでした♪

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